新ジャンルの創造『Sleep Token』の世界観を探る【⑦】

狂気と悲壮感でメタルミュージックを影から盛り上げているバンド。

Sleep Token(スリープトークン)。

出身はイギリス、ロンドン。

メンバーはデビュー当時より匿名。

常に仮面とマントで謎に包まれている。

そんな独自路線を貫く彼らが、2023年の1月に新譜をリリース。

5月19日、ついにアルバムの曲が全て公開された。日本の時間だと朝の8時だね!

僕は前回と同じく、長野県で暴れているメタルコアオタクの家に遊びに来ていた。

狙ったわけじゃないけど、いつも彼と遊ぶ日が“Sleep Token”の新譜公開日と重なる。なんなんだこの偶然は。ちなみに彼がこのバンドを教えてくれた。

早朝より、新譜の公開を国内の誰よりも喜んだ。

好きなバンドの新譜公開を分かち合える友人が居てよかった。恵まれてます。

起床後、すぐに6曲目に収録された『Ascensionism』を車内で爆音レーシング。

「あ〜やっぱり切ないバラードだよな!沁みるなあ…」

なんて浸っていると1:50〜はじまる突然のリズミカルパート。

ヒップホップ、いやラップ?わからない。

展開が最高すぎて笑い転げた。

反対車線に飛び出るかと思った。

韻の踏み方が心地よすぎる。

ちょっと待った、4:00~の展開はなに。

メタルコアじゃん。

めちゃくちゃ重いギターの刻みが入ってきた。

泣いた。

笑ったり泣いたり、ほんと騒がしい。

そして後半。またバラードに戻った。

かと思いきやメタルコアな重いブレイクでTHE END。

あまりにも最高。曲作りうますぎない?

何をやっても軸のブレない“Sleep Token”の個性。

圧倒的なセンス。

つくり込まれた世界観。大好きだ。

特にこの曲、『Ascensionism』は新譜の中でもいちばん好き。

みんなに広めたいような、自分だけが知っておきたいような。複雑な気持ちになった。

それにしても緩急の差がすごくて、情緒不安定になる曲だね。サイコー

すでに言葉では表現できない、新しいジャンルが創造されてしまっている気がする。

でもごめん、今回の歌詞はむずかしすぎ!

英語わかる人おしえて〜泣きそう!

次の“Are You Really Okay?”も引き続き聴いていく。

Sleep Token 公式ホームページ

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