3Dプリンターで作られたギターピックって実際どうなの?【楽器製作所RMI】

どうも、るいなです。

今回の議題はこれ。

「3Dプリンター製のギターピックってどうなん?」

結論から言ってしまうと

『用途は限られるが専門分野では超優秀』

みんなが知ってる楽器屋さんで見るやつは1mm前後のはず。

ところがこちら、なんと3mm。通常の3倍。

この厚さによる恩恵か、弦を弾いたあと(離弦)の感触が薄いピックとはまるで違う。

主にフルピッキングやスウィープピッキングなどのテクニカルな奏法の手助けをしてくれるアイテムだと感じた。

つまり、リードギター超特化型のピックだと思う。

YASH Sound Gears HPより

そして、この3Dプリンターならではの複雑な形状を量産化しているのが『YASH Sound Gears』さん。個人的なイメージはおもしろピック屋さん。

YASH Sound Gears HPより

そして今回紹介している製品は『SPIRA』。

ピック本体にも細かい刻印がされている。それも3Dプリンターだから出来る技だなぁ、と文明を感じた。

速弾きを練習したい方、ここぞというときのレコーディングなどにも使用してみてはいかがだろうか。

僕は贅沢にもひたすら眺めて遊んでる。

YASH Sound Gears

価格は3枚セットで2,000円。上記のページから購入出来る。

ちなみに僕は製作の関係者とかではない。関係者になりたいけどね!!!

また、依頼されて紹介してるわけでもない。本当におもしろかったのでブログのネタにさせてもらいました※画像など許可をいただきありがとうございます。

“厚ピック”がこれからもみんなで楽しめますように。

おわり。

前回の記事はこちら

どこのオタクギター?『Zero Thrash Guitars』をリペアする。

〜 ピックは『個』で数える時代へ 〜【楽器製作所RMI】

どうも、るいなです。

先日ショップにて黒いピックを作り販売しました。そこで…

そうご意見くれたのは同業者の“桃山ピック工房”さん。ローズウッド系のピックと言えばこのお方。

仕事は早ければ早いほどいい。ということで早速『わらび餅ピック』なるものをその日のうちに再販決定。

そしてその日のうちに完売。ほんとにありがとうございます。

いい機会なので今回はこの“ヘンテコ”なピックの楽しみ方をお教えします。

1番の特徴はこの先端。ねじれている。

これは弦に当たる際の角度を調整するための傾き。

普段通りピックを持つ場合でも、この傾きにより弦に対して水平に近い状態で先端を当てることができる。

次に中央部の凹み加工。

これは指への設置面積を増やし、グリップ力の向上を図っている。指に吸い付くような握り心地を目指し加工した。あと見た目がいい。なめらかで美しい。自画自賛。

最後にこの厚さ。

10mmである。見るからに異質。何この塊。こんなの誰が考えたんだ。

コロコロとかわいいので最終的には投げて遊べる。いろんな意味で話題性バツグンのピック。

まとめとしてこのピックの実用的なところを紹介しよう。

1点目。アクリル製のため、耐摩耗性に優れ長寿命。

2点目。厚いため、弦移動がスムーズ。スウィープ奏法・フルピッキングなどの速弾きの練習にぴったり。

3点目。みんなに自慢できる。

以上、魅力を感じてくれた方が居ましたらまた販売します。

今後もおもしろいものを作ります。

これからも『楽器製作所RMI』をご贔屓に。

これは製作途中の画像

梱包もかわいいね。

ピックを“個”で数える時代への道のりは長く、とても険しい道のりになりそうだ。

おわり。

【公式ショップ】