どうも、るいなです。
実は先日、密かに大好きだったオープンカーに乗せてもらいました。
「オープンカーって派手だし目立つ」
「カッコいいけど荷物は乗らないし、実用性ある?」
わかりますわかります。私もそう思います。
そんな悩める皆さんを後押しすべく、実際所有しているオーナーさんに、正直な話を聞いてみました。
“アバルト124スパイダー”とは
本日の主役であるこちら。
『ABARTH 124 Spider』
読み方は「あばると いちにーよん すぱいだあ」。
難しい英語はひらがなにすることで一気に声を大にして読み散らかしたい日本語になった。
この車をかんたんに説明する。
“2人乗り”にて屋根が完全に後ろまで開放されるタイプの“オープンカー”。いわばドライブする楽しみを突き詰めたようなクルマ。
更に詳しく言ってしまうと、機能性トップクラスの日本車。そしていろんな意味で楽しいイタリア車。その夢のコラボを果たしたクルマでもある。
Q.1 「オープンカーって目立つ?」
目立つ。
今回は“埼玉県秩父市”への山道を駆けたので人通りも少なく、注目の的にはならなかった。ただ街中では間違いなく目立つ。
だって隣を通り過ぎた車の屋根がなかったらめっちゃみるでしょ?
どんな人が乗ってるんだろ〜!って。
そうゆうこと。
Q.2「荷物は乗る?」
乗らない。
元々アバルトというのは競技用の車を作っていたチューニングメーカー。改造おじさんってこと。
そんな車に荷物なんて乗るわけがない。軽く速く、それが信念。
とは言ってもギターなら3本ほど積める。
オーナーさんはトランク(後部スペース)にレスポールタイプのギターを一本。そしてクーラーボックスひとつ。
さらに助手席に一本のアコースティックギターを乗せて遊びに来てくれた。下が実際の写真。
「ビビらせるなよ、意外と積めるじゃん」
そう思った方は早く買った方がいい。希少な車だし。これが狭いと感じた方は諦めた方がいい。
Q.3「乗り心地は?」
イイ。
となりに女の人を乗せるなら少し機嫌が悪くなるだろうが、男友達なら問題ない。
男2人のあつくるしいドライブならむしろ最高。
屋根をオープンにした際に気になる風の巻き込みも、1時間程度のドライブでは髪のセットが崩れることもなかった(※身長169cm調べ)
また、屋根のオープン時に気になる外からの騒音。これも全然気にならなかった。草木の揺れる音が車内まで届き、夏を感じた。気持ちよかった。
また、会話の際も声を張り上げる必要はなかった。普通に話せる。助手席に乗っていても楽しめる最高のドライブだった。
『魅力』
人は2人しか乗らない。ギターは3本しか乗らない。欠点なんて探そうと思えばいくらでもある。ただ、それはどの車を選んでも同じこと。
この開放感とルックス。そしてドロドロのマフラー音。この3点セットが欲しければこれしかない。良いところを見て選んでいこう。
生産終了となったアバルト124スパイダー。ただでさえ中古車が高騰する世の中。そんな時だからこそ楽しさ優先のクルマ選びをしてもいいのではないだろうか。
【まとめ】
「わぁ〜!!!僕も!!次はオープンカーに乗りたくなってきたぞ〜!!!!BMW E64とかもいいよなぁ!!!!」
おわり。
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