アルファロメオ156のスタビライザーリンクロッド交換。修理費用と交換時期ってどれくらいなんだろう。

どうも、るいなです。

今回はクルマの修理。

アルファロメオ156 スタビライザーリンクロッド交換 ボルト ナット サイズ ネジ切りピッチ

安全に関わる部分なので、勉強しながら慎重に進めます。

まずはホイールを外すところから。

ジャッキで上げて、スタンドを入れて前輪を浮かせました。

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ジャッキスタンドはこれ。

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車高の低い車でも問題なく使えています。

さて本題、『スタビライザーリンクロッド』という、かっこいい名前のやつを組み付けます。

はじめて聞きました、なんだそれ。

ここでお勉強タイム。


スタビライザーリンクロッドとは。

「スタビライザーリンクロッド」とは、自動車のサスペンションに使われる部品で、スタビライザー(スタビライザーバー、アンチロールバー)とサスペンションアーム(ロアアームなど)を接続するリンク(連結棒)のことです。日本語では「スタビリンク」と略されることもあります。

多くの場合、左右のホイールに取り付けられ、車体の安定性を保つ重要な役割を担っています。

上記の通り、車を安全かつ快適に運転するために重要な部品。

サスペンションシステムの状態を良好に保てるよう、自分の車は責任を持って整備しましょう。

スタビリンクの機能と役割

車がカーブを曲がるとき、遠心力で車体が左右に傾く「ロール」が発生します。スタビライザーバーは左右のサスペンションの動きを連動させることで、このロールを抑えます。

役割

車がカーブを曲がるときなどに発生する「ロール(車体の横揺れ)」を抑えるために使われます。

スタビライザーバーとサスペンションを接続することで、 左右の動きの差を吸収・均等化してカーブ時の安定性を高め、ふらつきを減らします。

この役割を果たしているのが、スタビライザーリンクロッド。

車が「ぐらつかずに曲がれる」のは、このリンクロッドのおかげです。

機能

スタビライザーバーが車体の左右のサスペンションをつなぎ、スタビライザーリンクロッドがそのバーとサスペンションアームをつないで、 コーナリング時の左右の力の差をバランスさせて、車体の傾きを減らします。

具体的には、左右の車輪に荷重差が生じた時、スタビライザーバーがねじれることで反対側に力を伝達し、車体の傾きを最小限に抑えます。リンクロッドはこの力の伝達を円滑に行うための連結部品として機能します。

劣化すると異音が発生したり、カーブを曲がった際の安定性が低下するため、定期的な点検と交換が必要です。運転の安全性と快適性に直結する重要なサスペンション構成部品の一つです。

スタビリンクが故障するとどうなるの?

スタビライザーリンクロッドのボールジョイント部分の劣化やガタが出ると、以下のような不具合が発生します。

  • 段差を越えた時に「コトコト」「ゴトゴト」という異音がする
  • カーブ時に車体が大きく傾く(ロールが大きくなる)揺れが大きくなり、安定性が低下
  • ハンドルの操作が悪くなり、走行中のふらつく。走行性能が悪化

特に、リンク部分にはゴムブッシュやボールジョイントが使われており、これが劣化してガタが出ることで異音や不安定な挙動が発生します。

交換時期の目安

走行距離ですと、約7~10万kmで劣化することが多い傾向。

または異音がしたり、走行中の安定感が落ちたと感じたら点検を行い、予防として交換してもよいでしょう。

スタビライザーリンクロッドの寿命は、車種や走行環境にもよります。

特に段差の多い道や悪路を頻繁に走る車は、劣化が早まる傾向があります。

交換費用の金額は?

部品代(1本):約2,000~6,000円

工賃(1本):約4,000~8,000円

合計(左右交換)10,000~25,000円程度になることが多いです。

金額は車種や工場によって前後します。国産車と輸入車でも差があります。

中古パーツを使える場所であれば、もう少し費用が抑えられるかもしれません。

どこで修理・交換できるの?

スタビライザーリンクロッドの交換は、以下のような場所で対応可能です。

  • ディーラー(純正部品使用・安心)
  • 整備工場(費用はやや安め)
  • カー用品店系のピット(手軽さ重視)

異音や違和感を感じたら、まずは整備士による点検を受けるのがおすすめ。

点検してみたら、気が付かなかったけど劣化しているパーツがあるかもしれません。

定期的にプロの診断を受けることに越したことはないでしょう。


とのことでした。

僕は自分の車くらい知っておきたいなと思うので、今回はDIYで挑戦してみます。

さっそく手を動かしましょう。

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スタビライザーリンクロッドというのはこのパーツ。

ホイールは先ほど外してあるので、すぐにアクセスできます。

17mmのソケットレンチで外して、同じところに入れます。

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今回はスタビリンクの劣化ではなく、内側の六角が滑ってしまっていたので交換をすることになりました。

ナットは古いものと固着してしまって使えないので、新品を使います。

適合するナットは以下の通り。

ナットの寸法
サイズ:M10 (スパナ平径:17mm)
ネジ切りピッチ:1.25

ちなみにネジ切りピッチ1.25mmとは、一回転させた時に1.25mm移動するという意味とのこと。

ホームセンターで間違えて買ってしまったものは、ネジが入らず焦りました。

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忘れてた。

締め込む前に、コパスリップを塗ります。

これを塗ることで固着せず、時間が経ってもスムーズに取り外しができます。

車のレース業界の方に教えてもらいました。

近所では手に入らなかったので、Amazonで買いました。

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ハブナット(センターロックナット)は、ドライブシャフトブーツを交換する時に割れました。

36mmなんですが、これどこで買えるのか。

詳しい方教えてください。

公道で走る時には交換しようと思います。

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今回はスタビライザーリンクロッドの交換。

これだけならそんなに難しくはないのかなと思いました。

とりあえず前後左右に車が動くことだけ確認できました。

一歩前進。

目指せ公道。

おわり。

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