どうも、るいなです。
テレキャスターの愛すべき点のひとつ。
それは、肋骨にボディが当たって痛くなること。

この背面の角張ったボディ造形が理由です。
今回はこの角たちを削り落とす作戦。

オーナー様よりいただいたイメージ画像はこちら。
分解してから、元の塗装を傷つけないように削ります。

削りました。
アルダーらしき層がなんとも可愛らしいコントラスト。

同時に表のエルボーカットも承っています。
エルボー、肘の当たる部分。

1日10時間も弾けば、鬱血するほどの致命打になります。
加工しましょう。

加工しました。
ビグスビーというブリッジがあるので、調整しつつイメージの写真に近づけました。

ネックジョイント部分のヒールレス加工。
斜めに角度をつけることで、ジョイント部分が薄くなります。
これにより、ハイフレットを演奏した際にも左手に入るダメージを軽減するのが目的です。

ネックジョイント部分が薄くなり、ジョイントのビスをそのままねじ込むと、長いビスが指板を貫通してしまいます。
そのため、画像左のように短く切断。
画像右のように、先端も適度に尖らせます。

全体像。
我ながら美しいです。
この状態で一度オーナー様にお確かめいただきます。

あとは、追加でフロントピックアップの配線不良を修理。

またビグスビーの調子もよろしくないとのことで、調整しておきます。
アームを回しても緩くならないよう、ナットとスプリングの噛み合う位置でセットしました。

ブリッジも弦がズレるとのことでしたので、溝を作りました。
強めのピッキングで弦が縦振動を起こさなければ、これにて弦が落ちる症状も改善できそうです。

木材の露出した部分は、ウレタンにて保護のために塗装を行いました。

仕上げに弦交換。
テレキャスターにビグスビー。エレキギターをやり込んだ方が至る領域です。
この時点で一度、オーナー様にご納品。
使い心地次第で、また加工をするかもしれません。
今後の行方はいかに。
おわり。
