アルファロメオ156の吸気系を純正に戻す。

どうも、るいなです。

やっとこそ吸気系の純正品がそろいました。

エアクリーナー・サクションパイプ・インテークパイプ・エアフローセンサと、それを固定する細かいパーツ。

V型6気筒、ジュゼッペ・ブッソ氏の設計した自然吸気の音を存分に楽しむためには、純正品を一度試すべしだと思ったのです。

管楽器のようなルックスのエンジン。

アルファロメオ156 ジュゼッペ・ブッソ設計 自然吸気V6エンジン

6本のエキゾーストパイプはいつ見ても美しく、整備中も目を癒してくれるため、飽きることはありません。

はい。手を動かしましょう。

さっそく、もともと付属していたエアクリーナーから撤去します。

アルファロメオ156 社外エアクリーナー

これは社外品。

元々のエアクリーナーは画像右下にあります。

純正で地面から30㎝程度のかなり低い位置から空気を取り込むことができるため、改良をせずとも十分に低い温度の空気を送り込むことができるはず。

勉強不足かもしれないけれど、現状はこの設計であれば社外品をつけるメリットは無いと考えています。

アルファロメオ156 エアクリーナー サクションパイプ ホース

そうと決まればサクションパイプを締め付けている銀色のバンドを緩める。

引っこ抜きます。

アルファロメオ156 エアインテーク分解 取り外し方法

外れた。

エアフローセンサも組み込まれていたので、慎重に外します。

アルファロメオ156 レゾネーター インテーク

こちらが純正。

“インテークパイプ”というらしい。

左端の無駄なスペースっぽいのはレゾネーター。

一応メーカーが純正で設計しているものなので、無駄ってことはないでしょう。

加工せず、そのまま使います。

アルファロメオ156 エアフローセンサ

うーん、なんか足りないパーツがあるみたい。

社外品を取り付けた際に、純正品を紛失したのでしょう。

困ったので、パーツ探しの旅へ。

アルファロメオ156 エアクリーナーボックス

ありました、エアクリーナー周辺一式。

これで連結できるでしょう。

アルファロメオ156 吸気系 マウントパーツ

古い方を外します。

上部がもう割れている。

これは交換してよかった。

アルファロメオ156 必要工具

ちなみに10mmのソケットを取り付けて、手のひらサイズのラチェットで回すとスムーズでした。

めちゃくちゃ細かいところを回すので、もう少し長いエクステンションバーがあると便利かもしれません。

アルファロメオ156 エアフローセンサ

エアフローセンサも、こちらの新しい方を取り付けます。

なんか燃料噴射系のチェックランプも点灯していたので、これで改善することを祈ります。

アルファロメオ156 エアクリーナー

車体に戻って。

エアクリーナーボックスに連結します。

アルファロメオ156 エアフローセンサ

どうやっても入らない。

みんなエアクリーナーの交換、どうやってるの…

アルファロメオ156 エアフローセンサ解体 分解

細かくすれば入りそう。

エアフローセンサの下を分解します。

アルファロメオ156 吸気系マウントパーツ

マウント部分だけ、入った。

ここまで来たら、あとはかんたん。

アルファロメオ156 エアフローセンサ 取り付け方

エアフローセンサを押し込み。

ちなみにこの角度で入れないと、金属製の部品が入らないので注意。

10mmのボルトで締結。

何度も外すことを考えて、コパスリップを塗ります。

アルファロメオ156 ネジ締め コパスリップ

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これで次回外す時もストレスないでしょう。

アルファロメオ156 エアフローセンサ

塗り塗り。

アルファロメオ156 エアフローセンサ

樹脂製のマウント側にも塗り。

アルファロメオ156 エアフローセンサ 取り付け方

10mmで締結。

この角度がベスト。

アルファロメオ156 エアフローセンサ 取り付け方

エアフローセンサもカプラーを付けます。

アルファロメオ156 インテーク 取り付け方

ようやくインテークパイプの登場。

こんな位置かな。

アルファロメオ156 

あれ、日が暮れてるな。

微調整して、各部のネジ締めを行ったら完了。

蛇腹のゴム製サクションパイプはひび割れを起こしていたので、近いうちにまた交換せねば。

ひとまず、吸気周りを一式純正品に戻しました。

今後もエアクリーナーの交換をする自分のために、メモとして手順を記録しておきます。

おわり。

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