アバルト595ベースグレードのブレーキパッドを交換。

どうも、るいなです。

お察しのよい方はもうご存知の通り、今回もクルマの話です。

今回は“ブレーキパッド”というパーツを交換しましたので、日記としてブログにします。

好きこそ物の上手なれ!

【必要工具】

  • ジャッキ
  • 17mmクロスレンチ
  • 13mmソケットレンチ
  • 割れたレンガ少々
  • マイナスドライバー
  • モンキーレンチ
  • パーツクリーナー
  • ブレーキピストンキューブ
  • 化粧水を出す時にプッシュするところの部品
  • 油を入れてもいい容器(500ml程度)
  • クランプ
  • グリス
  • 手袋

今回使用したものはこんなところかな。

これでも必要最低限に絞ったので、少ない方だと思われる。

さっそく硬く、平面なコンクリートまで車を移動させる。

アバルト595ベースグレード 応急処置の輪止め 

転がらないよう、サイドブレーキを少し強めに引きます。

輪止めにはレンガを使わない方がよいです。

それでは前輪のパッドから交換していきます。

アバルト595ベースグレード ブレーキパッド交換 ブレーキフルードキャップを緩める

まずはボンネットを開けます。

ブレーキフルード呼ばれる油が入っている、黄色いキャップのタンクを緩めます。

油圧のピストンを押し戻すので、油たちの逃げ道を作る目的です。

アバルト595ベースグレード ジャッキアップポイント場所目印

次にこんな感じの矢印を探してください。

車を持ち上げるために、ジャッキアップをしたいところ。

コツはサイドステップという、側面下を見ることです。

アバルト595ベースグレード ジャッキアップポイント場所目印

矢印を追っていくと、ややズレたところに塗装の剥げたような痕跡がありました。

こんな見た目の丈夫そうなやつが、ジャッキアップポイント。

アバルト595ベースグレード ジャッキアップ方法

ジャッキを潜り込ませます。

少し重くなったところで一度止めます。

ジャッキは少し余裕があるものを買わないと壊れます。

僕はひとつ壊したので余裕を持ってこちらの3トン用を購入しました。

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3トンまでパワーがあり、車高が低い車を扱える中でトップクラスに安いジャッキ。

今のところ、超快適で使えています。

アバルト595ベースグレード ホイールセンターキャップ外し方

ここでホイールキャップを外します。

道具はマイナスドライバーを使いましたが、アルミが傷つかないように軍手で保護しました。

アバルト595ベースグレード タイヤ交換 ホイール交換

かわいいサソリのエンブレム。

取れました。

ここでタイヤが地面から離れるように、ジャッキアップ。

アバルト595ベースグレード 足回りメンテナンス

力をかけた時に前輪の駆動系に少しでも負担がかからないよう、車両の自重を使ってホイールを外したかったのです。

ディーラーではリフトで四輪とも宙に浮かせて整備するので、大きな差はないと思います。

車になるべく負担をかけたくない、自己満足。

アバルト595ベースグレード ブレーキパッド交換 ブラケット外し方 レンチ13mm

ブレーキパッドを取り出すためにブラケットを分解します。

使うのは、13ミリのレンチ。

アバルト595ベースグレード ブレーキパッド交換 ブラケット外し方 レンチ13mm

2箇所のボルトを緩めて、無事外れました。

ブレーキパッドのセンサーや、ブレーキフルードの通るホースを痛めないようにオイルの空き缶を設置して置き場を作ります。

アバルト595ベースグレード 低ダストブレーキパッド交換 おすすめ ASSO

今回は青色のブレーキパッドに交換。

ブレーキを使う際に削れる粉が少ないらしい、“低ダスト”タイプを取り付ける。

輸入車の純正ブレーキパッドがホイールを汚すことはあまりにも有名。

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Amazonで買えるし、プライム会員なら明日来る。

アバルト595ベースグレード ブレーキピストン戻し

はよ取り付けたい心を抑え、ブレーキピストンの戻し作業へ。

円筒形の真ん中のやつがピストン。

これが飛び出すぎていると、支えているゴムパーツ(シール)にも負担がかかると思われる。

つまりブレーキパッドの交換が薄くなってくると、ここにも影響があるわけか。

勉強になった。

早めに交換するメリットはここににありそう。

アバルト595ベースグレード ブレーキピストン戻し

ピストンはクランプを使って締め込む。

キャリパーボディと面が同じくらいになるように戻した。

アバルト595ベースグレード ブレーキピストン戻し

シールもまだ使えそう。

いよいよブレーキパッドの組み付け。

アバルト595ベースグレード ブレーキパッド交換 グリスアップ

待った!

そういえば、ブレーキパッドの当たる面にはグリスを塗れとどこかで読んだ。

ぬりぬり。

アバルト595ベースグレード ブレーキパッドセンサー取り回し

元通りに組み直したら、センサーを取り付け。

アバルト595 ベースグレード 純正ホイール タイヤ ブレーキパッド交換 洗車

ホイールを元に戻したら日が暮れたので、後輪は別日にすることに…

アバルト595 ベースグレード ブレーキパッド交換 レンチ 必要工具

よっしゃ、リアブレーキやるぞ〜

歯のホワイトニングを気にしつつも、ステインで黄ばみそうな色のお茶を飲む。

アバルト595 ベースグレード ブレーキピストン

リアブレーキのピストンは形状が違うな。

※ジャッキアップしてホイールを外し、13mmのレンチで2箇所を外すところまでは前輪と同様の工程なので省略。

アバルト595 ベースグレード ブレーキピストンキューブ

どうやらリアのブレーキピストンは、回転させながらでないと戻せないとのこと。

アストロプロダクツさんに急いで電話。

ブレーキピストンキューブをお取り置きいただいた。

【Amazon】アストロプロダクツ ブレーキピストンキューブ

ネットにも売っていたけど、僕は店舗で買いました。

アバルト595 ベースグレード リアブレーキ ピストン戻し 工具 ブレーキピストンキューブ

こんな感じで1/2インチの四角形に取り付けて、右に回しながら押す。

アバルト595 ベースグレード リアブレーキ ピストン戻し 工具

ある程度ピストンが奥に戻ればいいかな!

ブレーキパッドの側面を面取りしてから装着。

アバルト595 ベースグレード リアブレーキ 洗浄

外したときを巻き戻すかのように、キャリパーブラケットに組み付け。

ピストンの当たる箇所にグリスを塗り、錆止めのコパスリップも忘れない。

アバルト595 ベースグレード パーツクリーナー ブレーキクリーナー

アストロプロダクツさんで買ったお手頃価格のパーツクリーナーで汚れを落とし、ホイールを取り付け。

アバルト595 ベースグレード ブレーキフルード多い量が多い

ピストンが戻され、ブレーキフルードがたっぷり。

適正量まで減らします。

アバルト595 ベースグレード ブレーキフルード調整 代用品

ちょうどいいものがないか探していたら、これを発見。

化粧水のプッシュするところのやつ。

アバルト595 ベースグレード ブレーキフルード量調整

めちゃくちゃ使いやすい。

周囲が汚れないし、細かい量の調整が指先で操作しやすい。

念のため、ブレーキペダルを何度か踏みフルードの量は調整完了。

アバルト595 ベースグレード クーラント足りない 冷却水補充

お次はクーラント。冷却水。

漏れているわけではなさそうだが、多少減っていたので補充。

アバルト595 ベースグレード クーラント 冷却水補充

エンジンを作動し、エア抜き。

冷たい空気のままキャップを締め付けてしまうと、冷却水が温まったときに空気が膨張してタンクに負担がかかるとのこと。

以前マセラティのタンクは、それが原因かは定かではないが亀裂が入っていた。

負担を少なくすることに、越したことはない。

アバルト595 ベースグレード ブレーキパッド交換 ジャッキ 必要工具

キャップを締め直し、ボンネットを閉めて試運転。

問題なし。

完了〜!

ブレーキの「キーッ」という鳴き音もなくなり、快適。

街を少しドライブするだけなら、低ダストパッドがおすすめです。

アバルトは特にブレーキダストが多くて、ホイールがすぐに汚れるので!

今回は4輪のブレーキパッド交換で30,768円。クーラントの補充を含めても充分に安く仕上がりました。

車の構造も勉強できて、経済的。

大満足の結果でした。

おわり。

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