どうも、るいなです。
今回もクルマのお話。
車のエンジンオイル交換は3000~5000キロ、または半年に1回を目安に行っていると思います。
車屋さんに任せれば、費用は3000円〜5000円くらい。
僕は車のことをもっと知りたいので、自分でやってみます。

車の心臓、エンジンの動作に直接影響するエンジンオイル。
そのオイルに不純物が混じらないよう、ろ過している部品がオイルフィルター(エレメント)です。
今回はオイル交換とオイルフィルターの交換、両方をやります。
※オイル自体の交換は前回行ったので、フィルター交換の手順だけピックアップして記録しておくことにしよう。
古いエンジンオイルを抜き取り、一度ドレンボルトを締めます。
雨で濡れた地面を這って車の下から脱出したら、助手席側の足元左下のレバーを引いてボンネットを開ける。
今日は念入りに髪の毛洗わないとな。

すでにオイルは抜いてあるため、さっそくオイルのフィルターを交換してみる。
フィルターはエンジンの奥地にあるため、この蛇腹の黒いインテークホースを外す必要があるご様子。
ホースバンドプライヤーという、バンドを留める道具を使って外していく。
ちなみに、僕の使っているものは使い勝手が悪く、結局自分で加工して使っているので、おすすめはできません。

表にあるバンドは比較的外しやすい。
まずはひとつ外せた。

インテークの左下のバンドも外して、これで2つ目。

ここは入り組んでいて難しい。
3つ目もなんとか取り外す。

1番太い、さらにその下のバンドも外す。
合計4つの金属製のバンドを外した。

ゆっくり引き抜いたら、ようやく取れました。
目的のインテークホース。

これは完全に外すと不具合が出る確率が上がりそう。
細い配線は外さないまま、横で待機させておく。

そして今回の対象であるオイルフィルターを発見。
画像中央の蜘蛛の巣みたいな六角形のドーム。
あのオイルフィルターの中にオイルの不純物を取り除いてくれる、エレメントという部品があるらしい。
しかし、最寄りのホームセンターで売っている工具だけでは、あのオイルフィルターのキャップに到達することができない。
そのため、アバルト専用に工具をいくつか揃えた。

まずは1番上。
27mmのソケット。
オイルフィルターのキャップの頭を回すために使う。
ここが滑ると一大事なので、TONEというみんなが使っていたやつをAmazonにて購入。
【Amazon】トネ(TONE) ソケット(12角) 4D-27 差込角12.7mm(1/2″) 二面幅27mm
次に2番目。
サイズの変換のために、4点セットのアダプターも購入。
【Amazon】SK11(エスケー11) ソケットアダプターセット 4pcs
3番目が今回の主役。
角度のついた部分に力を変換して加えてくれる、首振り機能のジョイントパーツ。
【Amazon】トネ(TONE) ユニバーサルジョイント UJ30 差込角9.5mm(3/8″)
最後に長い棒。
遠いオイルフィルターには30cmが使い心地よろしい。
こちらは、アバルトのバッテリー交換でも使ったのですでに持っていた。
念のためリンクも貼り付けておく。
【Amazon】トネ エクステンションバー 307 差込角9.5mm(3/8″) 全長300mm

さて、これを組み立てたらオイルフィルターを外します。

こんな感じ。
強く固定されているわけではないので、軽く回して緩めた。
このとき、青い点があるので位置を忘れずに覚えておこう。
締め付ける時も同じ位置になるように、目印とする。

あとは手で回して抜き取るのみ。

真っ黒すぎ。
回して取り外そうとしたが、ポロッと落ちてきて嫌な予感。
なんか割れたプラスチックと、バネが出てきて困惑。
前回は地元の車屋さんにオイルフィルター交換をお願いしたけど、なにも指摘はなかった。
どこでこのようになったのか、原因はわからず。

とりあえず、エレメント自体は組み付けられたので今回はこれで様子をみます。
ゴム製のリングはフィルターに付いてきたので交換しよう。
マイナスドライバーで丁寧に外す。
新しいゴムリングを付けるときは、オイルを少し塗ってから入れ込みます。
オイルフィルターは社外品のこちらを使用した。


手がオイルだらけになりながらも、取り付けは完了。
雨も止んできた。

回るところまでは手で回す。
青い点が目印なので、外す前と同じ位置に来るように工具で締め付けます。

インテークホースと格闘し、一部を結束バンドで留めてから今日はお片付け。
純正のバンドを元通りに組み付けるのは至難の業。
後日、ホースバンドを買って全てをメンテナンスしやすいように交換しようと計画しました。

日が暮れて夜だけど、新しいオイルを入れてなんとか完了。
少し温度を上げて圧力をかけて試したいため、試運転に山に登る。
運転直後とエンジン停止後で2度、オイルが滲み出ていないか確認しました。
大丈夫でしょう。

エンジンオイルは、前回も調子のよかったこちらを使用。
急ぎではないけど、インテークホース周りのバンドは整備のやりやすいものに交換しよう。
あと、オイルフィルターのキャップ内部の欠けには少し不安があるのでパーツを探します。
中古品を買って解体してみよう。構造がわかるかも。

いつ乗っても楽しいアバルト。
インテリアの配色や造形もカッコかわいくて、走る遊園地。
オイル交換とオイル(エレメント)交換も、なんとかできました。
メンテナンスを自分でやってみると、クルマの構造についても身体で覚えられて勉強になる。
今回は自己満足の記録簿ブログでした。
おわり。