どうも、るいなです。
やっとこそ吸気系の純正品がそろいました。
エアクリーナー・サクションパイプ・インテークパイプ・エアフローセンサと、それを固定する細かいパーツ。
V型6気筒、ジュゼッペ・ブッソ氏の設計した自然吸気の音を存分に楽しむためには、純正品を一度試すべしだと思ったのです。
管楽器のようなルックスのエンジン。

6本のエキゾーストパイプはいつ見ても美しく、整備中も目を癒してくれるため、飽きることはありません。
はい。手を動かしましょう。
さっそく、もともと付属していたエアクリーナーから撤去します。

これは社外品。
元々のエアクリーナーは画像右下にあります。
純正で地面から30㎝程度のかなり低い位置から空気を取り込むことができるため、改良をせずとも十分に低い温度の空気を送り込むことができるはず。
勉強不足かもしれないけれど、現状はこの設計であれば社外品をつけるメリットは無いと考えています。

そうと決まればサクションパイプを締め付けている銀色のバンドを緩める。
引っこ抜きます。

外れた。
エアフローセンサも組み込まれていたので、慎重に外します。

こちらが純正。
“インテークパイプ”というらしい。
左端の無駄なスペースっぽいのはレゾネーター。
一応メーカーが純正で設計しているものなので、無駄ってことはないでしょう。
加工せず、そのまま使います。

うーん、なんか足りないパーツがあるみたい。
社外品を取り付けた際に、純正品を紛失したのでしょう。
困ったので、パーツ探しの旅へ。

ありました、エアクリーナー周辺一式。
これで連結できるでしょう。

古い方を外します。
上部がもう割れている。
これは交換してよかった。

ちなみに10mmのソケットを取り付けて、手のひらサイズのラチェットで回すとスムーズでした。
めちゃくちゃ細かいところを回すので、もう少し長いエクステンションバーがあると便利かもしれません。

エアフローセンサも、こちらの新しい方を取り付けます。
なんか燃料噴射系のチェックランプも点灯していたので、これで改善することを祈ります。

車体に戻って。
エアクリーナーボックスに連結します。

どうやっても入らない。
みんなエアクリーナーの交換、どうやってるの…

細かくすれば入りそう。
エアフローセンサの下を分解します。

マウント部分だけ、入った。
ここまで来たら、あとはかんたん。

エアフローセンサを押し込み。
ちなみにこの角度で入れないと、金属製の部品が入らないので注意。
10mmのボルトで締結。
何度も外すことを考えて、コパスリップを塗ります。

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これで次回外す時もストレスないでしょう。

塗り塗り。

樹脂製のマウント側にも塗り。

10mmで締結。
この角度がベスト。

エアフローセンサもカプラーを付けます。

ようやくインテークパイプの登場。
こんな位置かな。

あれ、日が暮れてるな。
微調整して、各部のネジ締めを行ったら完了。
蛇腹のゴム製サクションパイプはひび割れを起こしていたので、近いうちにまた交換せねば。
ひとまず、吸気周りを一式純正品に戻しました。
今後もエアクリーナーの交換をする自分のために、メモとして手順を記録しておきます。
おわり。