「学生か!?」
危ない、17歳になったかと思った。
視点が若いというか!
いや、作者さんは僕より年上だけど…
何より『くらげを呼ぶ』という特有のファンタジーな脳内がかわいらしい。
高校を卒業して、社会人も3年目になろうとするOLさんに読んでもらいたい。
きっと、5年前のメルヘンな頭に巻き戻ることができるから。
個人的には“ベニクラゲ”の生態を紹介してるところが好き。(本編211〜212ページ)
有名な書籍のタイトルも多く出てくるので、読書好きならテンション上がると思う。
社会に揉まれ、疲れが出てきたときに癒される。ずっと優しい作品でした。
僕は梅雨、苦手です。
身体は重くなるし、気分も落ちる。
雨が降ると楽器もつくることができない。
そんな時は天気に身を任せて読書してみる。
ということで読んだ『晴れ、時々くらげを呼ぶ』。
忙しない現代。強制的にまったりできるツールとして、本はベストです。
梅雨くらいのんびりしましょ。
おわり。