なにかと毎回いじられ役のメタルゾーン(MT-2)。
BOSS(ボス)という、日本のローランド株式会社さんより販売されている、超大人気エフェクターのひとつです。
ギタリスト共通の話題として取り上げられるほどに認知度が高く、一家に一台はありそうな定番機種。
一回は聴いたことのあるサウンドを、安定して出力してくれるマシン。
実際の音に関しては楽器屋さんや友達から借りて、ご自身の耳で確かめてみてほしいです。
この記事の後半に、実際に僕がメタルゾーンを使って結婚式の披露宴でライブした時の動画を掲載しておきました。恥ずかしい。参考になれば嬉しいです。
ちなみにメタルゾーンなんて尖った名前をしていますが、可変幅が広くロックなサウンドに絞ると意外と実用的な音がするんです。

MT-2の使い方

合計6つのつまみの操作方法。
具体的にどんな効果があるのか、解説します。
・LEVEL(音量の調整)
・EQUALIZER(イコライザーの帯域調整)※詳細は下記に記載
・DIST(歪み量の調整)
大きく分類するとこの3機能です。
このMT-2では、イコライザーである中央のつまみ4つが複雑に見えてしまうことが難点。
操作した時にどんな印象を受けるのか、具体的に記述します。

①HIGH:高音※可変幅15bB
シャリシャリとした、高音成分を変化させます。
耳に痛い音が出ている場合、左に回します。
音がこもっている場合は右回しです。
②LOW:低音※可変幅15bB
モコモコとした、低音成分を変化させます。
音程がわかりにくく、こもっている場合は左に回します。
迫力に欠ける場合は右回しです。
③MIDDLE:200Hz〜5kHz
いわゆる音の抜け具合が変わります。
聴き取りにくい際は右回し、逆に馴染ませたい場合は左回し。
④MID FREQ:フリケンシー
簡単に説明すると、どこの周波数帯域を調整するかの選択です。
“MIDDLE”のつまみで上下した部分を、どこに焦点を合わせるか調整します。
音のキャラクター決め、と思ってもよいかもしれません。
一回は読んでもらって、あとは実際にいじってみてください。
きっと自分なりの解釈があるかと思います。
100回見るより、一回操作してみる方が理解が早いこともあります。

主観レビュー
個人的におすすめな理由のひとつが、やはり価格の安さ。
僕はこのBOSS MT-2がはじめてのエフェクター1台目でした。
当時から1万円ほどで購入できるエフェクター。
高校生の時に購入して、ドキドキしながら開封した記憶がまだ残っています。
履歴を見ていたら、やっぱりAmazonで購入していました。

色々なキャラクターに変化させることができるため、当時のエフェクター初心者であった僕には大変勉強になりました。
特にイコライザーの意味や、機能による印象の違いを知るにはぴったりの機種です。
これは10年以上も過去の僕ですが、しっかりメタルゾーンで音を作っています。
いや恥ずかしいが過ぎる。
メタルゾーンでずっと練習してました。
あとライブの時はもうひとつ、ML-2(メタルコア)というエフェクターと組み合わせて弾いた記憶があります。
ちなみに、メーカーの公式サイトでもサウンドサンプルを聴くことができます。

中古相場
ヤフオク 7,000円〜
メルカリ 8,800円〜
サウンドハウス※新品
おわり。

ピンバック:BOSS(ボス)BD-2の使い方と中古相場。今だからこそ初心者におすすめしたい理由を主観で語る。 – 楽器製作所RMI