るいなです。
最近は暖かくなり、工房に遊びに来てくれる方が増えて嬉しい日々です。

今回は僕が得意とする“専用デザイン”のエレキベース用アタッチメントを2つ紹介します。
さっそく完成図をどうぞ。

このワーウィック製のとんでもない7弦ベース、よく見ると真ん中に黄色っぽい塊、その上に透明のなにかが付いています。
これがアタッチメントパーツたち。
それぞれを単体で見ていきましょう。
目次
多弦ベース特有の悩み。分厚いピックガードで弾きにくさを改善。
ピックガードのため、本来の目的はボディの保護。
演奏時に爪が当たり、塗装を削ってしまわないように楽器本体を守る役目。
ここに多弦ベース特有の悩みである、スラップ奏法時に指の入り込む深さをコントロールする役割も厚みを確保することで改善を狙う。
おまけとして、指の置き場であるフィンガーレストの機能も搭載してみた。
現物はこちら。

まるで水溜まり。
10mmのアクリルの板から削り出した。

厚めのピックガードをイメージしてほしい。
スラップ奏法の際に指が入り込み過ぎないようにするため、通常のピックガードよりも厚みが確保されており、“スラップスロープ”の役割も兼ね備えている。
そして、画像右側のような曲面のデザインは“フィンガーレスト”。指の置き場。
もちろんピックガードとしての役割もあるため、激しく演奏した際にもボディは守られる。
スラップ奏法のアシストと指の置き場作り、ボディの保護。
この3点を叶える為、今回の7弦ワーウィックとベースのオーナー専用に製作した。

楽器本体に穴あけはしていない。
今回は“元の状態に戻すことの出来ない加工は行わない”という方針。
接着剤やネジなど、加工の痕跡が残るものは一切使用していない。
圧入という、摩擦力のみを利用してベースに固定している。
弦を外せば、重力だけでも外すことができるため、取り外し方法で悩むことはない。
ピックガード型多機能アタッチメントの製作:48,500円(税込)〜※デザインや使用する素材により金額が変動します。
2フィンガー(指弾き)や速弾きの手助けをする、木目の美しいフィンガーランプ。

続いてこちらの黄色い塊、フィンガーランプ。
主に、指弾きでの演奏性アップのために装着するアイテム。
こちらは、主にピックアップの周辺で指弾きする際に指が深く入らないように制限する役割。
速弾きなどのテクニカルな演奏をされる方が装着している。有名な方だとアドリアン・フェロー氏など。僕が大好きなベーシスト!あんな歳の取り方を目指してる。
フィンガーランプの素材は木材から樹脂、金属でも製作は可能。
今回はデザイン性を重視し、オーナーの希望で”ボコーテ“という木材で製作が決定。
狙い通り、奇怪な色合いになりました。褒めてます。

こちらも穴あけせずに固定。
ピックアップ(黒い塊の方)の側面に両面テープを貼り、固定しています。
※“はがせる両面テープ”を使用しました。のりがベタベタしにくいので剥がすことが容易。自作される方は是非。
僕はAmazonで買いました。
【Amazon】ニトムズ(Nitoms) はがせる両面テープ 強力接着用 ポスター カレンダー プレート 接着 固定 幅15mm×長さ10m×厚さ0.16mm T3830
フィンガーランプの製作:22,000(税込)〜※使用する素材により金額が変動します。

まとめ「自作しても楽しい、はじめてのベースカスタムにぴったりのアタッチメント」
自作して楽しむもよし、オーダーメイドするもよし。
アタッチメントパーツひとつでベースの上達が急に速くなったりします。
僕は早く上手くなりたかったので、はじめてのベースにもアタッチメントを装着して練習していました。
これを読んでくれた方のモチベーションが上がり、ベースとの生活が豊かになれば嬉しいです。

まずは身近な彼に喜んでもらえたのでよかったです。
おわり。
2026年1月17日更新
