今回は“ファンレジスター”の交換編。
クルマは前回に引き続き、マセラティのクアトロポルテ。
自分のクルマは自分で診れるようになりたいと思い、勉強しながら記録簿代わりにブログにしています。
“ファンレジスター”とは、
ブロアモーターの電圧を降下させる部品です。 レジスターを通すか通さないかによって アディショナルファンの速度を変化させています。 主に低速でファンを回すときに使用される部品です。 低速で回す場合、レジスター(抵抗)を介してファンの速度を落します。
とのこと。
ちなみに今回はエアクリーナーも交換するため、上から挑みます。
ファンレジスターのみ交換する場合は、車の下からアクセスする方が楽です。その際はドライバー一本で交換できます。
ではさっそく。
ボンネットを開け、カバーを外したらエアフローセンサーを取り外します。
エンジンに入る空気量を測っているセンサーらしいので慎重に。
続いてエアインテークを外す。
エアクリーナーがオレンジでかわいい。
覗いてみると一番下にある赤い配線の繋がっているやつ。
この時点で、絶対に下から交換した方がいいやつだと理解した。
自分の知能の低さに呆れながらも、レジスターを外してみた。
被覆がない!!!
これはみるからに危ない。
もう焦げてるし。
これが正しい姿のファンレジスター。
純正品の新品を見たところ、抵抗値は0.23Ω。
取り寄せたら2万円以上するらしいので、他の車と互換性がないか調べた。
現時点では、アルファロメオの中から選ぶとよさそう。
0.30Ωが多いのだが、マセラティは0.23Ω。
抵抗など挟まず、直結したい気持ちを抑える。
情報を漁っていると適合しそうなものを発見。
端子の形状と左右のネジの位置、抵抗値が一致したのでOKかな。
取り付けてみるか。
ここに。
こう。
無事取り付け完了。
しばらくエンジンをかけ、ラジエーターファンが動作していることを確認。
ファンレジスターは中古で4,480円。
車の構造を勉強しながら整備するには、ちょうどいい内容でした。
また一歩前進!
おわり。