どうも、るいなです。
車のメンテナンス、自分で出来るようになると楽しいです。
オイル交換とフィルター(エレメント)交換、聞いたことくらいはあると思います。
車屋さんで、自分の車をメンテナンスしてもらっているところを見せてもらうと勉強になります。

僕は最近、フィルターとオイルは同時期に毎回交換するようにしました。
エンジンが長持ちすれば、気に入った車を長く乗れる。
しかも結果として経済的であったという、家族で乗っていたクルマの管理方法を思い出したからです。

前置きOK。
やっていきましょう。
お車はいつものマセラティ、5代目クアトロポルテさん。
まずは車の下に潜るため、スペースを作ります。
今回はスロープに木の板をかけて、橋のようにして車を持ち上げる作戦。

この木はやめておこう。
アゲハチョウの幼虫が、サナギになろうとしている。
調べたらアゲハチョウ科、“キアゲハ”の幼虫に最も近い。
ゆっくりと元の位置に木材を戻します。

別の板を使い、スロープに橋を渡します。
2トンを超える重量。
乗用車の中でも重い部類なので慎重に。

乗った。
さてえ、潜りますか。
その前に、車内左側のレバーを引いてボンネットを開けるように。

赤い結晶塗装がたまらなくかっこいい、車から向かって左側のオイルフィラーキャップを開けます。
左回し。
高温で焼き付けて塗装するらしい、結晶塗装のシリンダーヘッド。
耐熱性に優れているとのことだが、すでに熱の影響か、ポロポロ剥げてきている。かわいい。

オイルを抜くため上のキャップを緩めたら、今度こそ下に潜る。
やたらと大きいプラスドライバーで回して、アンダーカバーを外しにかかる。
左右2点。

続いて10mmのソケットを使い、奥の3点も外します。
合計5点で締結。

取れた。
汚いので洗います。

立てかけて乾かしておきます。
さて、もう一度潜り。

ご丁寧に説明が書いてあるので、こちらがエンジンオイルを抜く際の穴。
10mmの六角で緩めます。
オイルを抜き取っている間に、ドレンワッシャーの採寸をします。

本来は再利用しない部品ですが、今回は間に合わなかったので仕方なく再利用します。
採寸はできたので、自作するかどうするか。
次回までの猶予として捉え、少し考えます。

ちなみに、ドレンボルトの締め付けトルクは60N•mとのこと。
かなりしっかり締め付ける。
次にオイルフィルター(エレメント)を取ります。
オイルフィルターの方が手前にあるので、汚れないように先にエンジンオイルから抜くように。
メモメモ。

そして手前のこちら、黒い円筒がオイルフィルターさん。
エレメントとも呼ばれている、エンジンオイルのろ過を行う部分。
外します。

所有しているフィルターレンチではサイズが合わないため、プライヤーを使いました。
上に向かって押す方向。
寝転がっていると左右がわからなくなるので、念のためメモ。

派手に溢れるので、これどうにかならんかなぁと思いながらオイルを拭き拭き。
フィルター自体も大きいので、かなりの量がでてきます。

ようやく新しいオイルを入れることができる。
粘度は5w-40。
もう少し粘度が高い方がいいような気もするけど、これから寒くなるしこのくらいでちょうどよいか。
メーカーは今回もAZさん。
このオイル、国産車の軽自動車からフルサイズセダンの輸入車まで、関係なく調子がいいです。
一番の推しエンジンオイルブランドです。
直販、もしくはネットショップでしか流通させていないので、値段の安さと品質の高さが実現できているそうです。

ワクワクしてきました。
いそいそとオイルフィラーキャップを取り外し、汚れを拭き取ります。
結晶塗装が簡単に剥げるので、深追いは禁物。
オイルを9ℓほど入れます。
え。
9リットル?

間違いありません。
このV型8気筒フェラーリ製の自然吸気エンジンは、大量にオイルを消費します。
軽自動車の3倍以上。

9ℓ入れて一度、オイルの量を確かめます。
レベルゲージの格子状が、キラキラと油っぽくなっていればOK。

エンジンをかけます。
今までオイルが抜けていたので、再度張り巡らせるイメージ。

もう一度レベルゲージを見ると、ほとんどオイルが付いていません。
これはかなり吸ったな。

追加で0.6ℓ入れ、エンジンを回して確認。
キラキラの油がいっぱい付いているのでヨシ!
いや、本当に。
オイル入れてチェックしてを2回以上は確認しないとこわい。
一回だけだと、大きい車ほどオイルの量が減っていることが多い。
合計9.6ℓ、エンジンにオイルが入った。

試しに、妻と神社にお参りへ。
「10月もよろしくお願いします。」の挨拶に行きました。
帰宅してもオイル漏れなし。
一安心です。

あ、健康第一の宣言してくるの忘れた。
おわり。