どうも、るいなです。
最近は肩こりが気になってきて、身体を休めることの大切さを噛み締めています。
ギターのメンテナンスをしているのに、自分の健康を維持できないのは誇れない。
このブログも整体の待合室で書いています。
時間は等しく有限なので、考えて使います。
今回もPRSの再塗装。
塗膜が白く濁る、お馴染みの現象です。
施工前はこんな感じ。
透明度が低く、くすんだ印象。
これはこれでカッコいいと思うんですが、今回はリフィニッシュをすることになりました。
パーツを外します。
マスキングという、塗膜を乗せない場所を保護する工程もここで行います。
はい。
全部剥がします。
ボディの背面から側面まで、全体の塗装を削り落としました。
この工程に最も時間がかかります。
お次は楽しい楽しい色付け。
何回やるんだよ。
納得のいく美しいオレンジを目指して奮闘。
感性を使う、クリエイティブな仕事が自分にはピッタリなんだなと思う瞬間です。
悩みつつも楽しんでいます。
色が決まりました。
透明の塗装を吹き、保護します。
クリアコート、トップコートって呼ばれているやつです。
背面もこんな感じ。
磨きも済ませて、グロスフィニッシュを仕上げたところです。
いよいよ組み込み。
ピックアップの交換、そして木製のエスカッションを取り付けていきます。
ナットも黒水牛の角にて製作。
マットブラックが似合います。
画像は全て無加工。
美しいです。
色味やコントラストを補正しなくてもこの雰囲気。
我ながら相当に気に入りました。
塗膜はなるべく薄めに仕上げたいところ。
プラスチックのように分厚い塗膜よりは、アコースティックギターやマンドリンなどの楽器を見習って薄めの塗装を心がけています。
オーナー様のご希望により、トグルスイッチのノブとエスカッションは木製。
オレンジも透明感が出て、凛とした雰囲気になりました。
さながら宝石のようです。
流石に自画自賛が過ぎました。
でもそのくらい褒めたいところ。
オーナー様のセンスと僕の合作だと、勝手に思っています。
今回は以下の料金で承りました。
リフィニッシュ（全体）：153,230円（税込）
大切な楽器をお預けくださり、光栄です。
まだまだ続きますよPRSのリフィニッシュ。
お楽しみに。
おわり。