どうも、るいなです。
今回は「1弦がすぐに切れてしまう」というご相談。
お話を聞くと、弦が切れるのは決まってブリッジ側から。
お写真もいただきました。無惨な1弦たち。
この場合、ブリッジの『駒』に原因があると推測。
早速お預かりしました。
これは拡大したギターのブリッジの『駒』。
“Before”では、弦の置く位置に溝ができている。
これはどのギターにもあり得る。
ただ、今回はこの溝が削れて鋭利になってしまっていることが1弦がよく切れる原因なのかもしれないと考えた。
ということで“After”の画像の通り、磨いた。
『駒』と弦の接する点を丸めることで、弦に負担が減ると思う。
弦が切れやすくなる原因は、奏法の問題や弦自体の不良、巻き方など様々な要因が考えられる。
今回のリペアで治ることを願っている。
ブリッジ駒の研磨:2,200円(税込)〜
おまけとしてポットのガリを応急処置。
ポットのガリが出た場合、オーディオ機器用の“接点復活剤”を使って一時凌ぎをすることが多い。
根本的に解決したい場合、ポットの交換をオススメする。
ポット交換:4,400円(税込)〜
ライブが近いとのことで、今回は簡易的なリペアをしました。
おわり。