ステンレスフレットへの交換。指板の修正も行い、ギターの寿命が延びました。

どうも、るいなです。

今回はフレットの打ち直しにて、ギターをお預かりしました。

モッキンバード Burny MG- 165S / MG-145S HY hide Model
Burny MG-145S HY hide Model

イエローハート、モッキンバード。

X JAPANのギタリスト、hideモデルです。

僕も中学生時代に憧れて、中古で黒いモッキンバードを買いました。

格安で売られていた、ほとんどジャンク品だったので、修理して使っていた記憶です。

あの黒いモッキンバードには勉強させてもらいました。

学生時代の経験が今も役に立っています。

フレット交換 モッキンバード Burny MG- 165S / MG-145S HY hide Model

この個体はネックが極端な順反りでしたので、指板の修正から行います。

フレットはジェスカー製の#55090に交換。

背が高く、横幅の狭い形状が特徴のフレットです。

ニッケル製のフレットから、ステンレス製への打ち替えを行いました。

丈夫で削れにくいフレットに替えてあるため、まだまだ使い続けたいというご希望を叶えられる仕様になったかと思います。

トラスロッドもお預かり時点では締め切っていましたが、施工後はトラスロッドに力のかかっていない状態でわずかに順反りになる程度まで回復。

まだまだトラスロッドに余裕があるため、ギターの寿命も大幅に延ばすことができました。

ネックジョイント フレット交換 モッキンバード Burny MG- 165S / MG-145S HY hide Model

察しの良すぎる方は気が付くかもしれません。

実はこちらのギター、以前カスタムした個体。

4点のボルトで固定するボルトオンネックから、接着材にて固定するセット(スルー)ネックに構造変更を行いました。

加工前の写真、ありました!

構造変更

2022年2月5日のお見積書が出てきましたので、もう3年以上も前のお話なんですね。

感慨深い。

ギター本体も長く使ってもらい、こうしてお任せいただけることが何より嬉しいです。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

いや昔のブログ、文章がヤンチャ過ぎる。逆に今が落ち着き過ぎているかもしれない。

おわり。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です