るいなです。
ちょっと車のことを話したくてですね。
お気に入りのMy Carであるこちらが、アルファロメオ156。

完全なマニュアル車ではないので、ギアの変速はオートマティック(AT)で行うのだけど、このグレードだけは特殊なのだ。
結論から言えばペダルが2つの、いわゆる2ペダルマニュアル(ミッション)と呼ばれるタイプ。
しかしアバルト595のように、ハンドルの側面に付いたスイッチのようなパドルシフト(MTA)で操作する構造でもない。
手元のシフト、H型パターンで4段階の変速が可能なのである。
どういうことなのか。

【D】にシフトを入れれば自動で変速する、普通のオートマティック。
そこから左に移動すれば、H型のほとんどマニュアル車の操作で変速が可能。
クラッチペダルはない。
しかし、レッドゾーンまでエンジン回転数が上がったとしても、自動では変速しない。

気軽に乗れるけど、変速のタイミングは意のままに。
オートマ限定免許の妻でも乗ることができる。
運転を交代すれば、マニュアルモードで少し回転数を上げていい音を聴くことができる。
手元はマニュアル車の操作なのに、クラッチを操るペダルがないため不思議な感覚。
オートマティック(AT)とマニュアル(MT)のどちらとも言えない、独特なミッション構造。
野球のボールみたいな縫い目。

停止時から発進の1速は音がいい。
曲がるときに多用する2速もいい音がする。
信号の少ない大通りを走る時は3速、4速。
高回転域の音を聴けば、自分は今ジュゼッペ・ブッソ氏の開発したV型6気筒エンジンを動かしているんだと改めて自覚する。
ここに成人男性が1日に必要とする全ての栄養素が詰まっている。

アルファロメオはイタリアの車だけど、そのミッションである『Qシステム』は日本の企業、株式会社アイシン製。
デザイン性の高いイタリア車。
機能性の高い国産車。
見事なコラボレーションに魅了された。
しかし、Qシステムが搭載されたのは、アルファロメオ156のみらしい。
さらにその中でも排気量が2.5L。
エンジンはV型6気筒を搭載した、セダンとスポーツワゴンだけに採用されたとのこと。

たまに運転すると、こんなにも楽しいものが存在するのかとジェットコースターに初めて乗ったときのように感動してしまう。
アルファロメオ156 2.5L V6 24Vのグレード専用とも言える贅沢なトランスミッション。
乗って楽しい、走る楽器が大好きなんだなと自分の好みを改めて認識した。
おわり。
