どうも、るいなと名乗る者です。
最近稀にみるこの“A”からはじまる未確認ギターメーカー『Aristides Guitars』。
「アリスティデス」または「アリスタイデス」と発音しているように聞こえる。
ヘッドの有るギターも製作しているのだが、今回はヘッド“レス”のモデルである『H/07』を調整したので紹介する。
まず本体が「アリウム」という材質でできている。ちなみに普通のギターは木材でできている。
しかし、「アリウム」については企業秘密なのか謎が多い。楽器の持ち主の話だと冬場はひんやりと冷たいとのこと。
個人的な予想では、繊維質の素材に硬化する樹脂を染み込ませたものだと推測している。
追記
何やら、アリウムはセラミックの一種らしく、それにガラス繊維やカーボンでコーティングしているとの情報アリ。
そして、この型から作る製作方法はギター製作の業界でもかなり珍しい部類に入る。
この型を使うシステムのお陰か、1つの楽器を完成させる生産スピードが異常に早い。SNSも絶え間なく更新され、まさしく時代の最先端を走るブランド。
さらに今回“全体調整”をさせてもらい、その精度の高さに驚かされた。
聞くところによると、ネックも反りにくいとのことだった。
楽器本体のデザインも自動車などの工業製品を感じる、唯一無二の印象だった。個人的に欲しくなってしまった…
これは流行るメーカーだと思う。
圧倒的な精度、そして唯一無二の無機質なデザインを兼ね備えたとても良い楽器だった。
入手方法は基本的にはオーダーメイド。
6弦〜8弦のギター、そしてベースも製造している。
これが未来のスタンダードになる日も遠くはない。木材を使い楽器をつくっている身としては励まされるギターだった。負けてられない!
おわり。
友達がオーダーしてたやつも宣伝させて。カッコョ!!