どうも、るいなと名乗る者です。
どうですか最近は。もう花粉があるのか、くしゃみが出たりしてますか?僕はしてます。
あとは友人の新しいギターを調整させてもらったりしてました。
そして海にも行きました。
さて!!!!!!
本日はこちら。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-14-1024x683.jpg)
この画像だけでわかった人はギターオタク。
そう。これは『裏蓋』と呼ばれるパーツ。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-1-4-1024x683.jpg)
今回は裏蓋を紛失してしまったという案件。
裏蓋を紛失してしまった場合、基本的には純正品を書い直すのがいちばん。
しかし、裏蓋のみで販売しているメーカーはそう多くない※ストラトとかレスポール系なら市販で替えが売っている。
そしてこれは市販品では替えが売っていなかったパターン。
こうなったら仕方ない。型から作り直します。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-2-4-1024x683.jpg)
そうは言っちゃったけど、どうしよっかな。
とりあえずマスキングテープに下書きするかあ。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-3-3-1024x683.jpg)
う〜ん、だめだあ…
こうなったらもう型を作りはじめるかあ。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-4-2-1024x683.jpg)
という失敗を踏まえ、型(テンプレート)となるMDF板でいきなり本番をやってみることにした。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-5-1-1024x683.jpg)
当然ぴったりハマるはずもなく、ひたすら手作業で現物と比較して合わせていく。
3DプリンターとかCNCほしぃ〜!
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-6-1-1024x683.jpg)
これでぴったりかな。
ここまでくればあとひと踏ん張り!
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-7-1-1024x683.jpg)
いよいよ本番用のピックガード用プラスチック板に両面テープで貼り付けていく。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-15-1024x683.jpg)
おらおら言いながら大雑把にバンドソーで切り落とし…
慎重にテンプレートに沿って切り出す。
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-1-5-1024x683.jpg)
最後に、ハンディードリルでねじ止め用の穴を開けて…
![](http://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2022/08/phonto-2-5-1024x683.jpg)
できた。完成〜!
今回のような紛失した部品を作ることは正直かなり大変。地味だし。
でもこれでキャビティが保護され、配線が守られる。見た目も良くなるし!
裏蓋紛失の際はお任せあれ。
- 楽器製作所RMI 裏蓋製作 ¥6,600(税込)〜
おわり。