るいなです。

エレキギターの背面には電子パーツや配線を保護するための蓋がされている。
それらはバックパネル、裏蓋なんて呼ばれています。

ネジ留めされている、こんな形状の部品。
2mm前後の樹脂で作られていることが多いです。

今回は木材で裏蓋をつくりました。
ハカランダ、という硬い木材です。

ブラジリアン・ローズウッドという名前で聞いたことがあるかもしれません。
絶滅の危険があり厳しく取り締まられているおかげか、その他のローズウッド系木材よりも高価な値段で販売されています。
ワシントン条約(CITES)附属書IIから附属書Iに引き上げられ、日本国内への輸入が規制されています。

具体的には、海外からハカランダを輸入したい場合、証明書がないと関税で没収されちゃうんだとか。
僕は国内に残った在庫品から仕入れをしています。
アコースティックギターを製作している方は、規制が厳しくなる前に買っておいたハカランダが残っているみたいです。
羨ましい限り!
余談だけれど、ローズウッドはハカランダだけでなく、それはもうたくさん種類があります。

例えばマダガスカル・ローズウッド。
ハカランダに近い、太い黒い筋が出ることが多い印象。

ホンジュラス・ローズウッドは明るい色味が多く、赤色から黄色へのグラデーションが美しい。
アマゾン・ローズウッドはハカランダにそっくりな個体が多かった。ハカランダよりも乾燥しているような印象で、密度が高く道管が少ない個体をよくみる。
ニカラグア・ローズウッドはココボロという名前で有名。赤褐色で匂いがインドカレー屋さんのように刺激的。大好き。

インディアン・ローズウッドは最も普及している。ローズウッドとだけ書いてあった場合は、ほとんどの場合がこの品種。
ボリビアン・ローズウッドはパーフェローなんて呼ばれている木材。リボン杢という縦のラインが出る個体をよく見かける。見た目だけなら、マホガニーのようにみえるかもしれません。

アフリカン・ブラックウッド、ローズウッドって書いてないじゃんって思うけど削ってみるとよくわかる。見た目はエボニーのように黒いけど、質感はローズウッド。
他にもチューリップウッド、ペルナンブーコ、リグナムバイタ、ボコーテ、グラナディロなど硬くて楽しい木材はたくさんあります。
おわり。
