どうも、るいなです。
今回はトヨタマークX(GRX120系)のメンテナンス。
エンジンオイルの交換と、フィルター(エレメント)の交換をします。
忘れないようにメモ。

道具は下記の通り。
①10mmソケット(保護カバー取り外し用)
②14mmソケット(ドレンボルト取り外し用)
③ラチェット(手で持つところ)※画像ではいくつか使い分けていますが、ひとつあれば充分。
④スロープ(車体を上げる用)
⑤フィルターレンチ (サイズ68φ)

まずは作業スペースを作るために、車体を上げます。
今回は木の棒とスロープを使いました。
木の棒をスロープにさらに橋渡し、その上を車の前輪で乗り上げます。

画像右の濃い黒色の部分がオイルを溜めておく、オイルパンという部分。
そのタンクの下にあるドレンボルトを取り外したため、オイルが垂れています。
ここで14mmのソケットを使いました。

オイルを抜いている間に次へ。
手前に四角形のカバーがあるので、3点のネジを緩めて外します。
ここで10mmのソケットを使いました。

これがフィルターか…?
そのようです。
『TOYOTA』のエンブレムが書いてある部分が、キャップになっていました。

フィルターレンチをラチェットに取り付けて回します。

必ず緩める方向に回るか、確認をしてから力を入れます。
逆さまになっていると方向感覚がわからなくなってくるので注意。

取れた。
フィルターの中にもオイルが入っているので、慎重にゆっくり抜き取ります。

摘出したオイルがこちら。
黒い。
もう少し早めに交換してもよかったかもしれません。

廃油を片付けて、古いフィルターを取り外します。

黒いゴムのリング、いわゆるOリングも新品を取り付けます。
少しオイルを塗って入れるとスムーズ。

今回はこちらを使用しましたが、中にOリングも同封されていました。
ありがたい。

なるほどね〜、これがリリーフバルブか。
アバルト595は樹脂製だったけど、マークXは金属製なんだね。
勉強になります。

新しいフィルターを取り付けました。
押し込むだけなので、難しいことはありません。

あとは元通り。
フィルターレンチで締め付ける。

オイルを6.5Lほど入れて、キャップを締めます。

ちなみに、入れたオイルの種類はこちら。
100%化学合成油、5w-40。
季節やエンジンの様子によって変えますが、大型のセダンから軽自動車まで、平均的に調子がよいので愛用しています。

レベルゲージを引き出し、大体の量を把握しておきます。
オイルを行き渡らせるため、エンジンを一度回します。
「オイルは血液」
なんて人間に例えられますが、わかりやすくイメージできてよいなと思います。

オイル(血液)が行き渡ったようなので、レベルゲージを見ます。
6割以上は入っているみたいです。
よいでしょう。

庭がきれい。
エンジンを回してもオイルが垂れていなかったので、庭を眺めています。
車をスロープから下げる前には、念のためゴム系のパーツもチェックしました。
今回は問題なさそうなのでこれにて完了。
おわり。
