新ジャンルの創造『Sleep Token』の世界観を探る【⑤】

狂気と悲壮感でメタルミュージックを影から盛り上げているバンド。

Sleep Token(スリープトークン)。

出身はイギリス、ロンドン。

メンバーはデビュー当時より匿名。

常に仮面とマントで謎に包まれている。

そんな独自路線を貫く彼らが、2023年の1月に新譜をリリース。

公開は本日(2023/2/16)の朝。

このタイミングで新曲が発表されるとは予想していなかった。

オタク大興奮。

そして、なんと!

2023年5月19日にアルバムを公開するとの発表。

あまりにも楽しみすぎてこの気持ちをどこにぶつけていいのかわからなくなっている。

とりあえずブログにぶつけることにしている。

友人からの連絡にテンションが最高潮になっている事がわかると思う。

教えてくれてありがとう。

本日公開された『Vore』。

歌詞の内容からは“丸呑み(Vorarephilia)”に由来していると推測。

この曲は歌詞がとてもよかった。

『Are you in pain like I am?
Are you in pain like I am?』

「あなたは私のように痛みを感じていますか?」って意味だと思う。

ニュアンス的には「ねぇ、痛い?」みたいな問いかけなのかな。

いやこれが痛いほどにわかる。

激情を感じる曲の雰囲気とこの詩。

胸がぎゅんぎゅんになった。

友人「歌詞の中で血肉と骨がキーワードになってるから堕天とか肉体の再構築とかがテーマだと思う
VoreとかThe Summoningとか」

とのこと。さすがは帰国子女。説得力が違う。

今度は“Sleep Tokenの歌詞解読会”をして遊ぼう。

このジャケットも相まって蛇のボア(Boa)から由来しているのかと思ったが、スペルが違った。

しかし、ジャケットの絵柄はヘビの胴体やカマキリの腕が描かれている。キメラ?

友人に聞いたところ、ギリシア神話のエキドナではないかとのこと。確かに、そう思えば歌詞の内容も曲のタイトルも納得ができる。

友人「タイトルの『Vore』はその通り私を食べて(というより現在進行形で食べられてる)って歌
でも歌詞の後半ではあなたが欲しい(食べたいって感じ)って言いつつ方法はあるって言ってその後ねぇ痛い?って訊いてるから内側から逆に食べ始めてるんだろうねーって感じ 
PVもそのタイミングでお腹が裂けて血が出てる」

いや、翻訳が本当に頼りになる。

おかげで僕の音楽ライフがさらに充実している。

本当にミステリアスなバンド。

そんなとこが最高にすき。

Sleep Token 公式ホームページ

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