るいなです。
ギターの色や質感を変えることができる再塗装。
リフィニッシュ、なんて呼ばれている施工を今回も承りました。
まずは完成品をご覧くださいませ。

美しい。
理由がなくても見返したくなる、いい色に仕上がりました。
オーナー様のご要望は“アクアヴァイオレット”。
ブルーベリーの如く眼はもちろん、これだけ美しいものを見ればきっと脳にもよい影響がある。

完成されたギターの塗装を剥がし、もう一度塗装を行う。
いわゆるリフィニッシュ。
その中でも今回は艶のある仕上げ、グロスフィニッシュをご覧ください。

塗装を剥がしたら、いきなり艶は出さず。
木材の見えたところから、色を塗る。

これも綺麗だけど、水色が多く理想とは少し違う。

赤色が強いかな〜とか大声で騒ぐ。
個人的にはこのくらい紫色でも好き。

今度は青色がにぎやか。
もう少し赤色、ピンク系かな。

できたできた。
こんな感じ。
僕の納得ができたので、オーナー様にも確認のメール。

オーナー様のOKが出たら、いよいよクリア塗装。
透明の層を作り、実際にギターとして完成した際に触れる面を塗る。
この透明な層(クリア層)を磨くことでいずれグロスフィニッシュとなる。
藤の花とも記念撮影。

磨く前に。
今回は背面とネック裏の色味もお任せいただいていたので、似合うようにコーディネートしてみる。
こちらもオーナー様OKをいただきました。

ボディの側面と背面も、ネック裏同様に色を塗る。
そしてクリア塗装を上に塗り、殻に閉じ込めるイメージ。

そして塗装後が左側。
つぶつぶ。
ヤスリとコンパウンドで磨くと右側へ。
照明が丸く反射している。
【Amazon】コバックス(KOVAX) トレカット 8面カット
僕はこのヤスリを使っている。
800番から2000番までを使うことが多い。
3000番まで一式揃えてみたけど、2500番と3000番はあんまり使わないかも。

ヘッドの先端も磨く。
ちやちや。
【Amazon】3M コンパウンド 目消し肌調整 ウルトラフィーナプレミアム 750ml 5949
コンパウンドはこれを使っている。

背面も磨く。
鏡のように反射させてチェック。
ヘッドの表面もキルトメイプル。
ボディの色に合わせてマッチングヘッドにした。

磨きが完了したら組み込み。
じゃん!
完成。

背面との色合いもよい。
似合う色味に仕上がっていると思う。

ネック裏、グリップ部分もグロスフィニッシュ。
日陰だと濃い紫色。
太陽光で照らすと明るい紫色になる。

ヘッド裏はこの角度がいい。
撮っていて声が出るほどに。

グロスフィニッシュと言っても、メーカーや職人の個性が出る場所。
僕も日々美しいグロスフィニッシュを目指して奮闘中。

ついこだわり過ぎてしまい、長い時間ギターをお預かりしてしまいました。
お付き合いいただいたオーナー様には改めてお礼を。

今回も遠方より、郵送にてギターをお預かりしました。
お任せくださり、ありがとうございます。
美しく仕上がっていると思います。
おわり。
