どうも、るいなです。
最初に申し上げます。
普通の調整を知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
答えが見つかるかもしれません。
![バッカスベース 弦高 ブリッジ駒の高さ調整](https://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2024/01/phonto-2-1-1-1024x682.jpg)
そして、普通ではない調整を行う楽器はこちら。
『Bacchus(バッカス) WL-434』
![バッカスベース 弦高 ブリッジ駒の高さ調整](https://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2024/01/phonto-3-1-3-1024x682.jpg)
とりあえず現在の弦高を測る。
4弦は12フレット位置で、2.3mm程度。
![バッカスベース 弦高 ブリッジ駒の高さ調整](https://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2024/01/phonto-2-1-3-1024x682.jpg)
1弦は同じく12フレット位置で、2.1mm程度。
オーナーさんもご自身で調整したらしく、異常な数値ではない。
むしろこれぐらいの方が弾きやすい方もいらっしゃる。
しかし、今回はもう少し弦高を下げていく。
![バッカスベース 弦高 ブリッジ駒の高さ調整](https://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2024/01/phonto-1-3-1024x682.jpg)
そのためには、こちらのブリッジで弦を支えている部品を加工する必要がある。
動かすための可変幅を広げるため、こちらのコマを削る。
![バッカスベース 弦高 ブリッジ駒の高さ調整](https://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2024/01/phonto-3-1-1-1024x682.jpg)
削った。
素材はアルミだろうか、とにかく火傷に注意して加工を進める。
![バッカスベース 弦高 ブリッジ駒の高さ調整](https://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2024/01/img_3181-1-1024x682.jpg)
ブリッジにセット。
ここから調整をしていく。
![ベース弦高調整](https://ruinamiyashiro.jp/wp-content/uploads/2024/01/phonto-1-1-1024x1024.jpg)
4弦の弦高は1.7mm程度。
1弦の弦高も1.7mm程度。
最低でここまで下げることができた。
以降の調整はオーナー様がご自身で行うとのこと。
今回は上記の状態で納品しました。
“残すはお好みの弦高にするだけ”
このようにブリッジの動く幅を広げる。そしてこれから調整するための基準を作るという目的でご依頼をくださいました。
参考になれば幸いです。
おわり。
全体調整:4,400円(税込)
ブリッジ駒調整:1,100円(税込)※1ヶ所の料金です。