どうも、るいなです。
みなさん、ダウンチューニングしてますか?
僕はレギュラーチューニングでギターを弾くことの方が少ないです※6弦ギターの場合
もはやレギュラー(通例)が『ドロップCチューニング』になりつつあります。
とりあえずカッケェ音出したい人はダウンチューニングにしてみてほしい。
目次
ダウンチューニングとは
ダウンチューニングとは。
レギュラーチューニングと呼ばれる、6弦からEADGBEの音よりも音程を下げたチューニングの方法。
例:
ドロップDチューニング DADGBE
ドロップCチューニング CGCFAD など。
チューニングを下げるとは、弦を張る力を緩くすること。
弦の張力が下がるとどうなるか。
・音程が合いにくくなる
・弦が指やピックに絡まりやすくなる
要するに楽器としての機能が成立しなくなってくる。
まあ、それはそう。
レギュラーチューニングで快適に弾くための楽器だもん。
ドロップCチューニングでも快適に演奏できるなんて、想定されていない。
ならばどうするか。
ダウンチューニングの欠点を補う作戦 その①
「弦を太くする」
正解。
これはひとつの正解だと思っている。
市販品でも太い弦は多く出回っている。
アーニーボールとかたくさんある。
【Amazon】『正規品』ERNIE BALL 2220 エレキギター弦 (11-48) POWER SLINKY パワー・スリンキー
多くのメタルギター演奏者はこちらの“弦を太くする”という選択をすることが多い。
欠点としては、ナットという部品を弦の太さに合わせなければいけないこと。
そして、オクターブチューニングという12フレット位置での音程も合わせなければいけないこと。
この2つがあるが、まあ調整すればいいだけの話ではある。
ただ、弦が太くなると指に力が必要になる。
変な力が入り、弾きにくくなることは確実。
そこでもうひとつ、正解を布教したい。
ダウンチューニングの欠点を補う作戦 その②
「ネックを伸ばす」
はい。意味わからん。
もちろん解説するので安心してほしい。
今までの前提としてお話ししていたギターというのは、“25.5インチスケール”のことを指す。
いわゆる“フェンダースケール”のこと。
※スケールとは、弦を張る長さのこと。弦長。
しかし、この世の中にはそれ以上のスケールを持つギターが存在する。
それが“バリトンギター”。
市場では、26.5インチ~30インチ程度のギターを指すことが多い。
バリトンギター、つまりネックを伸ばした場合のメリット。
“弦を太くする必要がない”
これが1番大きい。
今までと同じ弦の太さで使えるのだから弾きやすい。
弦を張る距離を伸ばせば張る力は強くなるでしょ、っていうシンプルな考え方なんだけど、正解なんだよね。
そしてスケールを伸ばすことのデメリット。
これもお伝えしなければいけない。
バリトンギターのデメリット
『フレットとフレットの間隔が広くなる』
これは確実に広くなる。
個人的には慣れと練習次第でどうにでもなると思っている。
「部屋で8時間は練習しろ」
ほらね、“ミック・トムソン”も言ってる。
練習は全てを解決する。
弦長はどんな練習をしても伸びないが、弾き心地の違和感は練習次第で解決できる。
んで!
ようやく本題!
この記事を書こうと思った理由でもある!
個人的に最高だと思うバリトンギターが発売されたのだ。
なんでこんなに喜んでいるのかって?
それはバリトンギターなんてオタク機材は普通は量産しないから。
普通はね。
しかし、量産した普通ではないメーカーがこちら。
Ibanez RGRTBB21
でた、メタルキッズの温床アイバニーズ。
大手のメーカーの中ではトップクラスに面白い楽器を販売してくれる、オタクの味方。
今までバリトンギターなんて、“Equilibrium Guitars” とか “Hapas Guitars” とか一部のオタクメーカーしか製作していなかったのに…さすがすぎる。
型番は『RGRTBB21』。
馴染みのあるRGボディに、“28インチスケール”までネックが伸びている。
メーカー推奨のチューニングはドロップBだが、個人的にはドロップC(弦ゲージ:09-46)が1番気に入った。
1オクターブ下げチューニングとかも試したけど、まだ日本のリスナーには馴染まないかもしれないと思った。
“Humanity’s Last Breath”とか、日本で流行るの想像できないもん。褒めてる。
あ、でも“Sleep Token”は認知されてきたね!
彼らもバリトンギター使ってる。
いち早くSleep Tokenを弾きたい方は買った方がいい。
というわけで、こちら『Ibanez RGRTBB21』はダウンチューニング専用のメタルマシン。
次世代のメタルをバリトンギターと共に創ってほしい。
勝手にそんなことを思ったとさ。
おわり。
【Amazon】Ibanez/Iron Label RGRTBB21-BKF (Black Flat) アイバニーズ [限定モデル]
はじめまして、コメント失礼します。
当方まだまだギター初心者ではあるのですが、ドロップチューニング用として2本目を検討しており、やはりメーカーはIbanezがいいと思い色々調べていたところバリトンギターなる存在を知り、ここに辿りつきました。
本文に「ドロップCで09-46が気に入った」と書いてあったのですが、細めの弦でもこのギターでドロップCであればテンションは問題ないでしょうか?
メインはドロップB.C(たまにドロップA)で、10-52くらいを使いたいと思ってるのですが、何分実店舗に展示品がなくあまりレビューも見つからずで…
参考にさせていただけると助かります。
ヨキ様
閲覧ありがとうございます。
この記事を書きました、巫社瑠衣奈と申します。
今回紹介したギターであれば、09-46のゲージを使用してドロップCチューニングで演奏しても問題ないと思います。私も実際に演奏しており、理想的なテンションだと感じました。
おっしゃる通り、ドロップBチューニングであれば10-52のゲージでちょうどよいと思います。
2本目にバリトンギターを検討なさる、ヨキ様のセンスに脱帽です。
よい楽器との出会いを願っています。
楽器製作所RMI
巫社瑠衣奈
巫社様
ご回答いただき感謝です…!
有益な情報をありがとうございます!
いただいた情報をベースにさらに検討してみようと思います(たぶん購入する気がします)
本当にありがとうございました